概要
Word 同期(WordSync。旧称 AutoSync)は、アドインと Word 本文の関係を決めるスイッチです。ON / OFF は「どちらを正とするか」の 2 つのモードで、切り替えても Word 文書は変更されません。ON でも、時間経過やアドイン側の編集だけで Word 本文が書き換わることはありません。Word への書き込みは、生成・反映・適用のいずれかを実行したときにだけ行われます。
有効化の流れ
1
スイッチを ON にする
アドイン上部ヘッダーの「Word 同期」スイッチをクリックします。
2
確認モーダル
ON と OFF の意味を確認するモーダルが表示されます。「有効化する」を押すと ON になります。キャンセル / 外側クリック /
Esc では OFF のままです。3
Word 本文の取り込み
ON になると Word 本文を読み込み、明細書タブと請求項タブに各セクションの内容が表示されます。このとき Word 文書は変更されません(見出しの追加やテンプレートの作成は行いません)。
- 【発明の名称】や【技術分野】などの見出しがある文書: 見出しごとにセクションとして取り込みます
- 白紙の文書: 何も取り込みません。「明細書を生成」を実行すると、見出しの雛形と本文が Word に書き込まれます
- 本文はあるが見出しが無い文書: 取り込めるセクションが無い旨を表示します。文書は変更されません
ON 中の動作
Word 本文の編集 → アドインへ自動取込
Word 本文で段落を編集・削除・追加すると、選択位置が変わったタイミングでアドイン側に取り込まれます。AI(品質チェック・エージェント・チャット)は実行直前にも Word を読み直すため、常に Word の現物を入力にします。生成・反映・適用 → Word へ書き込み
- 請求項の生成・明細書の生成: 生成が完了すると、対象セクションを Word に書き込みます。白紙の文書では見出しの雛形も含めて書き込みます。アドイン側にデータの無いセクションには触れません
- 品質チェックの反映・エージェントの適用: 該当箇所だけを変更履歴付きで Word に反映します。校閲リボンで承諾・却下できます
Word の記載を優先した場合の通知
Word 側に、アドインへ取り込めない記載がある場合は「Word の記載を優先しました」と通知します(認識できない見出し、図面や文献の行の削除・番号変更など)。Word 本文は書き換えられていません。 対処後はヘッダーの「Word 優先 N」バッジから通知を解決済みにできます。手動リロード
OFF のときも、同期アイコンの「Word 本文から読み込み」で取り込めます。確認ダイアログが表示され、実行しても Word 文書は変更されません。ON のときは、循環アイコン(🔄)で即時に取り込み直せます。以前の同期設定(コンテンツコントロール)が残っている文書
2026 年 9 月より前の AutoSync で使っていた文書には、セクションを囲む Word のコンテンツコントロールが残っていることがあります。開いたときに案内が表示されるので、設定の「以前の同期設定を取り除く」を押すと取り除けます。本文の内容はそのまま残ります。 取り除かなくても Word 同期は動作します。無効化
OFF にしても Word 文書は変更されません。以後はアドインのデータが正になり、Word への反映は各タブの「Word に挿入」で行います。制限事項・既知の挙動
- Word Desktop 版で動作確認しています。Word Online(ブラウザ版)でも基本動作しますが、一部挙動が異なる場合があります
- ON のとき、明細書タブ・請求項タブの本文(段落・請求項の編集、追加、削除、並び替え)と、図面タブの説明文、先行技術タブの文献情報はアドイン側では編集できません。編集しようとすると「Word 同期 ON のときは Word 本文で編集してください(変更は自動で取り込まれます)」と案内が出ます。ON で文章を直す場合は Word 本文を編集してください
- ON のとき、チャットの「AI修正」の適用は Word 本文に変更履歴付きで反映されます(適用後に Word から読み込み直します)。符号タブの「変更を明細書へ反映」は ON では使えません(OFF にするか、Word 本文で編集してください)
- ON のとき、図面の削除・並び替えや文献の削除をアドイン側で行っても Word には反映されず、次の取り込みで Word の内容に戻ります
- アドインを完全リロードした直後は、文書設定の読み込みが終わるまでスイッチが一瞬グレーアウトします
次のステップ
エージェント(β)
自然言語の指示で複数タブを一括編集
明細書を生成
AI による明細書本文の生成
