サービス概要
サービス形態
SaaS(Software as a Service)当社がアプリケーション・インフラを全て管理・提供するSaaS形態です。
通信方式
SSL/TLS暗号化全ての通信はHTTPS(TLS 1.2以上)により暗号化されています。
サービスURL
| サービス | URL |
|---|---|
| Word Add-in | https://word-add-ins.yoursup.co.jp/ |
| ダッシュボード | https://dashboard.yoursup.co.jp/ |
| 認証サーバー | https://auth.yoursup.co.jp/ |
認証・アクセス制御
ユアサポAIでは、以下のアクセス制御を実装済みです。多要素認証(MFA)
Microsoft / Google の OAuth認証に加え、メールアドレスによる認証コード(OTP)方式にも対応しています。OAuth認証をご利用の場合は、各認証プロバイダー側で設定されたMFAポリシーがそのまま適用されます。
- 貴社のMicrosoft Entra ID(Azure AD)でMFAを必須化している場合、そのポリシーがそのまま適用されます
- Googleアカウントをご利用の場合も、Googleの2段階認証設定が適用されます
- メールアドレス認証(OTP)をご利用の場合、認証コードの有効期限は60分です
- セキュリティ上の制約: Microsoft / Google アカウントが紐付けられたユーザーは、OTP でのログインはできません(MFA バイパス防止)
SSO(Microsoft Entra ID)連携方式
ユアサポAIの Microsoft Entra ID(旧 Azure AD)連携は、OAuth 2.0 / OpenID Connect(OIDC) によるサインイン方式です。SAML 2.0(IdP/SP 連携)方式は現時点では提供していません。そのため、SAML の「エンティティID」「応答URL(ACS URL)」は該当しません。
https://auth.yoursup.co.jp/auth/callbackhttps://auth.yoursup.co.jp/auth/callback/popup(Word Add-in のポップアップ認証時)https://auth.yoursup.co.jp/api/auth/callback/external(外部ブラウザ経由の認証フロー時)
Microsoft Entra ID 側での「管理者同意(Admin consent)」の手順や、最小権限(
openid / profile / email / User.Read)の説明は、IT管理者様向け:導入技術リファレンス をご参照ください。SCIM 2.0(自動プロビジョニング)
現時点では SCIM 2.0 による自動プロビジョニングは未対応 です。- ユーザー管理は「招待制」により運用します(管理者が招待したユーザーのみ利用可能)
- 組織単位のアクセス制御は、データベースレベルで Row Level Security(RLS)により分離されています
メンバー制限(参照・編集)
招待制による組織メンバーシップ管理
招待制による組織メンバーシップ管理
- 管理者が招待したユーザーのみがサービスを利用可能です
- 未登録ユーザーはログイン時に拒否されます
- 組織への参加は、管理者からの招待メールを経由する必要があります
組織単位でのアクセス制御
組織単位でのアクセス制御
- ユーザーは自身が所属する組織のデータのみ参照・編集可能です
- 他の組織のデータにはアクセスできません
- データベースレベルでRow Level Security(RLS)を実装しています
データ保護
データの保存場所
発明情報・請求項・明細書・AIチャット履歴等のユーザー入力データは、当社サーバーには永続的に保存されず、ユーザーのWord文書内(ローカル)にのみ保存されます。AI処理の実行中に限り、暗号化された一時キャッシュ上にデータが保持されますが、処理完了後またはアドイン終了時に自動削除されます。
| データ種別 | 保存場所 |
|---|---|
| 発明情報、請求項、明細書、AIチャット履歴 | ユーザーのWord文書内(ローカル) |
| AI処理中の一時データ | 一時キャッシュ(アドイン使用中のみ保持、終了時に削除) |
| ユーザー情報(認証情報、プロフィール) | 当社サーバー |
| 組織情報 | 当社サーバー |
| 特許スタイルサンプル(スタイル分析用) | 当社サーバー |
| Embeddingデータ(類似検索用) | 当社サーバー |
| 操作ログ | 当社サーバー |
データベースセキュリティ
- Row Level Security(RLS): Supabase(PostgreSQL)のRLSにより、ユーザーは自身が所属する組織のデータのみアクセス可能
- 保存時暗号化: AES-256暗号化(Supabaseインフラ標準)
通信セキュリティ
- HTTPS必須: 全ての通信でTLS 1.2以上を使用
- CORS制御: 許可されたオリジンからのみAPIアクセスを許可
セッション管理
- JWTベースのセキュアなセッション管理を実施
- セッションの有効期限管理により、不正アクセスを防止
データ削除
ご依頼に基づき、当社サーバーに保存されているデータ(ユーザー情報、組織情報、特許スタイルサンプル、Embeddingデータ)を完全に削除する対応が可能です。データベースからの物理削除を実施し、ご要望があれば削除証明を発行いたします。発明情報・請求項・明細書等はユーザーのWord文書内(ローカル)に保存されているため、ユーザー様自身での削除となります。
AI連携のセキュリティ
ユアサポAIでは、生成AIとの連携において、エンタープライズグレードのセキュリティを確保しています。使用AIサービス
Google Cloud Vertex AI
Vertex AIは、Googleが提供するエンタープライズ向けのAIプラットフォームであり、企業利用に適したセキュリティ・コンプライアンス基準を満たしています。
データ保護ポリシー
連携方式
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| AIプロバイダー | Google Cloud Vertex AI |
| 使用モデル | Gemini シリーズ |
| 連携方式 | 当社バックエンドサーバー経由でAPIを呼び出し |
| データ経路 | ユーザー → 当社APIサーバー → Vertex AI |
Embeddingデータの管理
類似特許検索・スタイル分析のため、特許文書のEmbedding(ベクトル化)データを保存しています。| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 保管場所 | Supabase(PostgreSQL + pgvector拡張)東京リージョン |
| 生成モデル | OpenAI Embeddingモデルを使用 |
| アクセス制御 | Row Level Security(RLS)により組織単位で分離 |
| 用途 | 類似特許検索、スタイル分析のみに使用 |
Embeddingの対象となるのは、お客様がスタイル分析用に登録された特許文書であり、発明情報等のユーザー入力データではありません。
インフラストラクチャ
データセンター所在地
データベースは東京リージョン (ap-northeast-1) に保管されています。生成AI処理はGoogle Cloudのエンドポイントを経由しますが、Zero Data Retention(ZDR)設定により、処理後にデータが保存されることはありません。
サービスプロバイダー
| プロバイダー | 用途 | データ保存 |
|---|---|---|
| Supabase | データベース・認証基盤(東京リージョン) | あり |
| Vercel | アプリケーションホスティング | なし(処理のみ) |
| Upstash | AI処理用の一時キャッシュ | 一時キャッシュのみ(アドイン使用中のみ保持、永続保存なし) |
| Google Cloud (Vertex AI) | 生成AI処理(ZDR設定) | なし(処理のみ) |
| OpenAI | Embedding生成 | なし(処理のみ) |
コンプライアンス
当サービスが利用するインフラプロバイダーは、以下のコンプライアンス基準を満たしています:- SOC 2 Type II: Vercel、Supabase、Upstash
- ISO 27001: Google Cloud(Vertex AI)
- 個人情報保護法(国内): プライバシーポリシーに基づき、適切に個人情報を管理しています
- GDPR(欧州): 本サービスは主に国内向けですが、利用するインフラ(Supabase、Google Cloud)はGDPR準拠のデータ処理契約を提供しており、必要に応じて対応可能です
ネットワークアクセス
SaaS形態のため、インターネットからのアクセスを前提としています。- 認証・認可はアプリケーションレベルで実施
- 全通信はSSL/TLSにより暗号化
契約終了時の対応
契約終了後、ご依頼に基づき当社サーバーに保存されている全データを完全に削除いたします。 削除対象データ:- ユーザーデータ
- 組織データ
- Embeddingデータ
- スタイル設定データ
- 特許スタイルサンプル
発明情報・請求項・明細書等はユーザーのWord文書内(ローカル)に保存されており、当社サーバーには永続的に保存されておりません。これらのデータはお客様の管理下にあります。
監査対応
監査や利用状況の開示に対応可能です。- 利用状況レポート: 組織ごとの利用状況(ユーザー数、利用頻度等)のレポートを提供可能です
- ログ提供: セキュリティ監査に必要なアクセスログ等の提供が可能です
- 監査対応: 貴社の監査要件に応じて、必要な情報・資料の提供に協力いたします
お問い合わせ
セキュリティに関するご質問や、セキュリティチェックシートへの回答が必要な場合は、お気軽にお問い合わせください。サポートチームへのお問い合わせ
セキュリティに関するご質問や、導入審査に必要な技術資料の提供など、全面的にサポートいたします。
